アールグレイはいかが?

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zoom RSS 3月の歌会

<<   作成日時 : 2018/03/13 07:00   >>

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画像アスファルトが見えていた車道が、雪道に変わっていた。明け方降ったらしい。
11日のテレビの「NHK短歌」で、講師の大松達知氏は、こんなことを言っていた。

短歌界の最も重鎮の岡井隆は、言葉に意味を込めなくていいと言っていたという。

調べが大切だと・・・

具体的にはどういうことだろう?

情景描写で伝えるということ?

で、岡井隆の歌を少し読んでみたら、

 肺尖にひとつ昼顔の花燃ゆと告げんとしつつたわむ言葉は

 父よ父よ世界が見えぬさ庭なる花くきやかに見ゆといふ午(ひる)を

 ホメロスを読まばや春の潮騒のとどろく窓ゆ光あつめて

 プルトニウムの昧爽(よあけ)よ来よと思ひけむ希(ねが)ひけむされど人智さびしき

 母の内に暗くひろがる原野ありてそこ行くときのわれ鉛の兵 

よくわからない。

母の内に・・・は少しわかるような気がする。



会の、二首のうち一首を新聞に載せる歌

七輪の炭火を熾し飲食(をんじき)を作りたる日のわれ若かりし

物言ひも柔らになりて逢ふたびに乙女さびゆく我孫を眩しむ

雪解けにほっこり生れた水溜り畏れ多くも太陽を跨ぐ

三月の湿りたる雪掻き寄せて白き奥処の海色を抱く

雪庇より雫の生れて春近しかのこだわりもややに薄らぐ

餌をせがむトトと向き合ひ正座して瞬きすればまばたき返す

綿のごとふわりふわふわ舞う雪をふんわり受けし満天星つつじ

生前に売れたゴッホの絵は一枚孤独・狂気も描かれているか

雪融けの氷の下はさらさらと排水枡に冬の落ちゆく



札幌に住むYさんの

七輪に炭火を熾し飲食(をんじき)を作りたる日のわれ若かりし


Wさんは、「そうですか」という歌だねと言われた。


私は、この頃テレビの「プレバト」の俳句のコーナーが大好きで、ちょっと毒されたかもしませんが・・・と前置きして質問した。

七輪に炭火を熾すのは当たり前ではないでしょうか?

Sさんが、「七輪に炭火を熾す過程に思い入れがあるのではないか」と言われた。

なるほど・・・

ご本人がいないうえに、歌歴の長い方で先生から直されても自分を通していた方だ。そのままに。




枝枝に雪の花咲く真冬日の雑念封ず凍る空気に
                はこおる空気に想いもこおる

「雑念封ず」を直していただきたいと言ったら、↑のように直していただく。

Wさんが、俳句の夏井いつき先生が好むリフレインがいいんじゃないかと「こおる」を二回。

先にできた方は

真冬日の凍る空気は皮膚を刺し枝枝に雪の花を咲かせり

(防寒のためにマスクをして通勤した)

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