『シチリア・シチリア』
スガイディノスで一日にみた。『ニュー・シネマ・パラダイス』のジュゼッペ・トルナトーレ監督。
嗚咽が止まらなくなるほど泣いた『題名のない子守歌』や『マレーナ』『海の上のピアニスト』の監督でもある。
シチリアが大好きなのと、トルナトーレ作品だから劇場でみたかった。
二時間半。
恐れていた通り、歴史が入り組んできたとき、うつらうつらしてしまった(^_^;)
シチリアの州都パレルモにある街「バゲーリア」は地元の方言で「バーリア」という。原題になっている。
主人公ペッピーノは監督の父親がモデルだそう。
『ニュー・シネマ・パラダイス』がところどころにでてくるような気になる。
現在でも貧しいシチリア。当時はもっと貧しかったに違いない。1930年代、貧しくとも楽しく温かく暮らしている。
牛飼いの二男ペッピーノは気持のたくましい子だった。
チーズ3つと引き換えに農場に出稼ぎに行ったり、教科書を山羊に食べられたり・・・
父親に連れられて行く映画館で無声映画をみるのを楽しみにしていた。
やがてマンニーナと出会う。でも、家柄の違いやペッピーノの政治活動のせいで引き裂かれるが、逆境を乗り越えて結婚する。
ペッピーノは土地の開放やマフィアとも闘い、共産党の議員になり、貧しい人のためにはたらくペッピーノだった。
シチリアの厳しい時代背景に、昔の父親像がくっきりと浮かぶ。
圧力や不正に負けず自分の生き方を貫いたペッピーノ。
ラストシーンにほっこりさせられた(*^_^*)
歴史や時代背景がわからないので、考えながらみていたから少々疲れた。
物語やスクリーンに気をとられ、エンニオ・モリコーネの音楽を忘れていた。
エンドロールの時に、静かな音楽が流れた。
DVDがでたらもう一度みてみよう。
以前にも書いた気がするけれど、
イタリア映画をみていたら、きれい、きれいな実態に欠けるものからルネサンスが起きたように、生身の人間くささを伝えたいという気風がよく伝わってくる。
♪今月末には、『英国王のスピーチ』がくる。
楽しみ!
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