映画 『幸せなひとりぼっち』

世界中30カ国でベストセラーとなったフレドリック・バックマン原作小説の映画化。
妻を亡くし一人で暮らすオーヴェは59歳。43年勤めた会社を突然クビになる。
自殺を試みようとしたとき、近所の人たちの邪魔が入る。
試みるたびに邪魔が入り・・・
自治会のルールには厳しく、他人の駐車に文句を言い、捨てられた吸殻にもいちいち腹を立てるオーヴェは近所の鼻つまみ者。
あるとき郵便受けに車をぶつけたのが、隣に引っ越してきたパルヴァネとその家族。オーヴェルはパルヴァネを怒るが動じない。
パルヴァネはオーヴェルに車の運転を教えて欲しいと頼む。
パルヴァネは、病院への送り迎えや子どもの面倒など、オーヴェルの気持ちにお構いなしに押し付ける。
そんなことの繰り返しからオーヴェルは徐々にどこか愛情を持って受け入れられ、オーヴェルも心の奥にたまっていたことを話し出す。
列車内で出会ったオーヴェルとソーニャ。結婚し、新婚旅行に出た。その先で事故に遭ってしまう。
・・・・・・・
子どもの時、父親の掃除の手伝いをしていて財布を拾う。拾ったものは貰えることになっていたが、届け出る。
父親から、「正直であるのが一番だが、後押しが必要だ」と格言めいたことを言われる。
そのせいか、融通が利かなくてクレーマーのようで、それに妻を亡くした寂しさが拍車をかけたのだろうか。
毎日のように妻の墓に行き話しかけたり花を供えたり・・・
かつて親友だった友達とは、車のことから反目しあうように・・・
自殺を試みるところですら、笑わせる。
笑いながら泣けた。

Sさんが風邪をひき、残念。
休みを取っていたので、映画をみることに。
鳥よ魚よで998円のランチ。
25日には再び新年会。
Sさん、早く治りますように。
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