9月の例会

Hの会を、ご主人の都合で辞めたHさんが、Kの会も辞めると言われたそうな。

検査入院されたという。

先生は転んだ腕の抜糸に行きその後に行くと言われたそうだが、姿を見せず。

Sさんは遠方に不幸があり欠席。

どこも高齢化です。
秋明菊が咲く頃から、本州の花たちと咲く時期が入れ替わる。
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新聞に
十(つなし)とう名の兄がいて呼び方の謂れを話すときの誇らし (I・Y)

武力とふ魔力を統(す)べる難しさ昭和の帝述べ賜ひけりと (S・K)

宵闇の視界に飛び込む光景はジヮジヮっと膨らむオレンジの月 (S・R)

草の穂のしんみり揺れる母の駅降り立つ吾とむかへる風と (F・K)

逃げ水を追っても追っても手に振れず蜃気楼は思い出の中へ (E・A)

今日一日節くれ立ちし手足持て家事を熟(こな)せし安堵に眠る (S・T)

穏やかに木槿咲く道帰りきて韓のくにたみの激しき抗議を (Y・E)

父母を偲ぶ夏なり孫子等とハンバーグ並べて海辺のドンキー (S・R)

子の一人も育てしことなき宰相が少子化社会を悪し様に言ふ (W・S)

ゴルフ場にボールとトンボ戯れて八月の空F15飛ぶ (I・Y)

・・・
Sさんの「統べる」「昭和の帝」・・・向上心旺盛で勉強家で知的なSさんならではの言葉選び。

次のSさんの月が出てくるところを見た歌は、写真がカレンダーになるほどの腕を持つ、娘さんについて行って見たそうな。わが町は農地が多く、月が出るのを見られるほどの丘はない。場所を聞くのを忘れた。

Fさんの「むかへる風と」・・・さり気なく詠まれているが、私にはそう簡単には出てこない言葉。

Eさんの「逃げ水」の歌は、拙作から「逃げ水」を使いたかったとのこと。「しあわせは吾が裡にあり気づいても逃げ水を追うもう一人の吾れ」結社の代表が一番にあげてくれていた。

ドンキーの歌は、二人の法要が重なり、函館でいとなまれた後の食事会。

Yさんの「韓のくにたみ」・・・国民とは詠みたくなかったのでしょうね。韓国や中国のドラマのセリフには、勢いというか深みというか、強さが伝わってくる。日本のドラマには少ない魅力だ。

Wさんの・・・「子の一人も育てしことなき」・・・自分にできなくとも、育てる事はできたはずだと。同感!世の中にたくさんいます。

Sさんの「家事を熟(こな)せし安堵に眠る・・・高齢のSさんが無事に家事を熟して一日を終えることの安堵感は、重みがある。


退会を申し出たというHさん。どこの家庭にも何かしらの問題があると思うが、Hさんも抱えている。

だからこそ、体調がよくなれば出てほしい。


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