楽しむ短歌

 10人に満たない短歌の会に、2人加わった。以前より活気が出て、盛り上がって楽しい。楽しさを味わっていたら、ふと30代に出会った4歳若い友人の言葉を思い出した。

 進学校に昔通っていたという友人は、卓球部に入り勉強のかたわら練習に出ていた。すると仲間の女子から「サボらないで練習に出て」と文句を言われたという。自分の考えをしっかり言える友人は、「楽しみたい」と反論したそうだ。そんなやり取りが複数回あったと聞いた。このとき、楽しむ部活を初めて知った気がして、とても新鮮だった。

 私は中、高、社会人とバレーボールを続けた。勝つことだけが目標ではなかったと思うけれど、それなりに厳しい練習を積み重ねていた。お陰で管内大会で優勝したり、地区大会ではいつも上位だった。社会人の時には全国大会にも出た。振り返ってみても達成感があり充実していた。

 今、短歌の例会に月に1度2首作って参加している。会費は500百円。日々の細やかなできごとや光景、心情を詠んでいる。短歌を通じ、仲間の方の人生の一端に触れ、学ぶことも多い。「の」がいいとか「に」がいいとか、和気藹々(あいあい)とした2時間は、至福のひとときである。

 できればいい短歌を詠みたい。でも、卓球を楽しんでいた30余年前の友人のように、お互いを尊重し、短歌の世界に現実を離れ、楽しんでいるのは間違いない。

 いい歌って??
私の先生は、心に二重のベールを被ったような心象派。先生に代わり指導して頂いているWさんは、地に足の着いた説得力のある作風。
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