タオルミーナのオシャレな駅

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2004・11月。
シチリア島のイタリア本土に近いところに、タオルミーナというリゾート地があります。とても小さい街です。ギリシア劇場から見るエトナ山、街路樹のレモン、ブーゲンビレア、たった1キロの道路をはさんで並ぶおみやげ屋さん・・・・オシャレな一角でした。

私は3度目なのでツアーの皆さんと離れ、夫と列車に乗ってみることにしました。夕方だったのでほんの一駅のつもりでした。英語ができなくて、フロントの女性が教えてくれたようにシラクーザという空港がある大きな街まで行くことに・・・・。一人3.05ユーロ(430円くらい)でした。

列車はコンパートメントという、6人乗りの個室でした。テレビで見たことがある光景です。いくつになっても初体験は心が踊ります。同時に不安でもあり、止まった駅の名前をメモしながら行きました。

40分で、セントラルシラクーザという駅に止まりました。目的のシラークーザと同じ駅なのかわかりません。となりの個室の男性に確かめてから降りました。

やはり大きな街で、駅前から活気が伝わってきました。駅周辺を歩き、ご飯を食べ、2時間ほど過ごしました。

帰りのチケットを買い、時間を確かめ列車を待っていました。時間になっても列車が来ません。ホームは正しいはず・・・・不安になっていたとき、列車が入ってきました。とりあえず乗って・・・日本人の乗客に行き先を聞くと、フィレンツェと言います。あわてておりました。

時間より10分ほど遅れて列車が来ました。ほっとしました。ところが、来るときには止まらなかった駅に止まるのです。向かいの席の青年に2度も聞きながら、無事タオルミーナに戻れました。

帰りに気がついたのですが、壁に付いている機会にチケットを差し込んでいる人を何人も見ました。夫も真似てみました。この駅から乗ったという印の「打刻」でした。車内で検札がありましたので、夫の機転に感謝。

「初めてのお使い」ってこんな気持ちだろうかと思いました。

タオルミーナは、映画「グランブルー」の舞台になったところです。ジャン=レノもこの街を歩いたのでしょうね。
修道院を改造して作られた「サン・ドメニコ・パレス」は、ハリウッドの俳優さんたちが泊まることでも有名です。ちなみに、トム=クルーズはグランドホテルに泊まるそうです。

シチリア島では、今でもマフィアが暗躍する地域だと聞きました。豊かではないからだとか。どこも豊かでないところの人たちは温かいようです。雑貨屋さんでサボテンの実を珍しそうに見ていると、おばあさんはすぐ皮をむき食べさせてくれました。さっぱりとほろずっぱい味でした。

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