映画 『みかんの丘』
DVDで。昨日観た『とうもろこしの島』が良かったので、ゲオで探した。
http://hatigatunokujira.at.webry.info/201706/article_4.html
会話のかなり少ない『とうもろこしの島』と違い、会話がふつうにあったので、ストレートに感動できた。
兵士を助けたイヴォの深い信念や、二人の兵士の心が歩み寄ることに、感動した~。
監督 ザザ・ウルシャゼ
1992年、アブハジアのエストニア人の村。
イヴォはみかんを栽培しているマルゴスに収穫のみかんを詰める木箱を作っていた。
銃撃戦の音が聞こえてくる。
イヴォとマルゴスは銃撃戦で死んだ兵士を埋め、負傷した二人の兵士を自宅で看病した。
負傷兵二人は、ジョージア(旧グルジア)人とチェチェン人だった。
イヴォは敵対する若い兵士の二人と平等に接した。
兵士たちのイヴォへの信頼をもとに、兵士同士が人間性に目覚めてゆく。
ラストシーンに泣けた。背景がきれい。
パンフレットよりアブハジア戦争
コーカサスの南にあるジョージア(グルジア)で、1991年のソ連邦解体をはさんで激化した戦争。
ジョージア内に自治共和国としてあったアブハジアは、ジョージア人と異なるアブハジア人が居住する地域。
人々は歴史、文化、宗教、言語など独自の民族アイデンティティをもつ。
1980年代後半、ジョージアの民族主義者が統合を主張したことに対して、アブハジアが反発。
分離独立の気運が高まり、1992年のアブハジア独立宣言後、大規模な軍事衝突が続き、多くの犠牲者や難民がでる。
1994年に停戦合意が成立したが、今日も緊張が続いている。
アブハジア紛争が激化するなか、みかん畑で働くふたりのエストニア人同士の傷ついた兵士を看病することに人間としての誇り、戦争の不条理を描く感動作。
ジョージア(グルジア)の西部にあるアブハジアでみかんを栽培するエストニア人の集落。ジョージアとアブハジア間に紛争が勃発し、多くの人は帰国したが、イヴォとマルゴスは残っている。
マルゴスはみかんの収穫が気になるからだが、みかんの木箱作りのイヴォは本当の理由を語らない。
ある日、彼らは戦闘で傷ついた二人の兵士をイヴォの自宅で介抱することになる。
一人はアブハジアを支援するチェチェン兵アハメド、もう一人はジョージア兵ニカで敵同士だった。
彼らは互いに同じ家に敵兵がいることを知っていて、殺意に燃えるが、イヴォが家の中では戦わせないというと、家主が力を持つコーカサス人のしきたりに則り、兵士たちは約束する。
数日後、アブハジアを事実上支援するロシアの小隊がやってきて・・・・。
戦争の不条理と人間性の尊さを描く感動作。
世界の映画祭で数多くの受賞、アカデミー賞外国映画賞にノミネートを果たした。
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