映画『5パーセントの奇跡』

網膜はく離で95パーセントの視力を失った青年が、五つ星ホテルで働きたいという夢を実現させた実話。
大学生の卒業を控えていた青年サリーは、突然5パーセントの視力になった。
真面目で成績も良いサリーには、五つ星ホテルで働きたいという夢があった。
正直に書いた履歴書では、念願のホテルの見習いの試験にはことごとく落ちてしまう。
そこで、目の障がいを隠して応募し、持ち前の理論で合格する。
同じホテルに応募した、やがて親友となるマックスと出会う。
いい加減なマックスだが、サリーにはいつもあたたかい。
家族もマックスも、階段の数や目的場所への歩数を教える。
カクテルをつくるためのリキュール類の瓶は手で触り、一本一本の特徴を覚えてゆく。
サリーの前向きさや、人の何倍も努力を続ける姿勢に、周りの人たちが自然と手を貸してゆく。
同僚の移民の証明手続きにアドバイスをするなど、頭脳明晰なサリーなればこその存在感を示したり・・・
こだわりの食材を納入する女性と出会い、彼女の子供とも打ち解けている。
だが、ほとんど見えないことのごまかしがきかなくなって・・・
マックスと2人で選択したラストが良かった!
コメディ映画?
実話だというのがすごい!
以前にも書いたが、チケット売り場が減り、券売機の方が多い。
チャプリンが演じていたように、やがて機械に操られるようになりそうだ!
郵パックの再配達を頼むとき、音声ガイドに従って頼む。電話よりも面倒だ。
人手を減らすことに加担するのもナンだが、時代の流れだと思い、受け入れる。
この記事へのコメント